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泣けるロック第9・10弾はSCORPIONS『VIRGIN KILLER』の2曲

ロックの魅力は、ガツンと来るハードさだけにあらず。
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第9・10弾はSCORPIONS『VIRGIN KILLER』収録の2曲。
日本でも高い人気を誇るドイツ産ハード・ロック・バンドのSCORPIONS。
ウリ・ジョン・ロートがリード・ギタリストを務めた初期は、陰鬱とさ
えいえるメロディ・センスと泣きのギターで熱狂的なファンを獲得。
ウリ脱退後はメロディ、サウンドともにコマーシャルさを増し、アメリ
カでヒットを記録するなど、世界的な大物バントとなった。
『VIRGIN KILLER』は彼らの4作目。邦題は『狂熱の蠍団』。
前作よりヘヴィ・メタリックさが強まっているが、悲哀に満ちたメロディ
の魅力は極上。裸の少女を配したジャケットの話題も手伝って世界的な注目を集めた。
いくつかの国ではジャケットが変更され、現行の日本盤CDもメンバー写真のものに差し替えられている。
まず泣ける曲1曲目は、「In Your Park」。
ルドルフ・シェンカー(g)とクラウス・マイネ(vo)の作。
「君の公園の中を歩きたい、君の心の中を歩きたい」というストレートな歌詞だが、
愁いたっぷりのサビ・メロディ、そしてラストのツイン・ギターが、
暗闇の中を一人さ迷い歩く寂寞とした雰囲気、胸をえぐるような孤独を演出している。
冒頭やソロにおけるウリのギターも壮絶に泣きまくっている。
2曲目はウリの単独作「Yellow Raven」。
波の音と鳥の鳴き声による静かなオープニングを割って入るツイン・ギター。
演歌にも通じる哀歓をたたえたメロディが気分を鬱々とさせる。
泣きというよりも、絶望の淵へ落ち込ませる暗さ、これこそが初期SCORPIONSの魅力。
しかし「黄色い大ガラス」ってなんだろう?
いかにもウリらしいギター・ソロ、抑制のきいたクラウスのヴォーカルも胸に響くが、
同曲での泣きポイントはラストのギター。
何気ないフレーズながら、ここまで押えられていた感情が一気に解き放たれて溢れ出
したような“慟哭”となっている。
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泣けるロック第8弾「Stairway To Heaven」

ロックの魅力は、ガツンと来るハードさだけにあらず。
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第8弾はLED ZEPPELIN 「Stairway To Heaven」です。
イギリスが生んだロック史上最大のモンスター・バンド。
ロバート・プラント(vo)、ジミー・ペイジ(g)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、ジョ
ン・ボーナム(ds)の四人で1968年に結成。
斬新かつオリジナリティ溢れるハード・ロック曲を次々と創造した。
本作は四作目。
ジャケットにバンド名もタイトルも書かれておらず、メンバーを象徴するシンボルが書かれていたことから『フォー・シンボルズ』などとも呼ばれる。
曲調はバラエティに富んでいるが、どれも名曲といえるクオリティで、一般的に彼らの代表作とされている。
「Stairway To Heaven」はロック名曲ランキングなどで必ずと言っていいほど上位に入る。
幻想的かつ静的な導入部から階段を上るようにドラマ性を強めていき、ジミー・ペイジのギター・ソロから一気にハードなパートへ展開。
クライマックスを迎えたあと、消え入るようなロバート・プラントのアカペラで終わるという約8分。
歌詞を手がけたプラントによると「大した意味はない」という抽象的な内容だが、まるでひとつの物語であるかのように豊穣な音楽世界を形成している。
ジミー・ペイジのギター・ソロも素晴らしい。
静と動の展開の橋渡しとしての役割を果たすだけでなく、これしかないとばかりにピタリとはまるフレーズを紡ぎだしている。
あまりにポピュラーになりすぎた感はあるけれど、感傷的な気分を誘う名曲中の名曲だ。
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泣けるロック第6・7弾:JANIS JOPLIN『PEARL』から

ロックの魅力は、ガツンと来るハードさだけにあらず。
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第6・7弾はジャニス『PEARL』からの2曲です。
アメリカを代表する女性ロック・シンガーのジャニス・ジョプリン。
1970年9月から『PEARL』のレコーディング・セッションを開始するが、
10月4日、ホテルの一室でヘロインの過剰摂取により死亡しているのを発見される。
享年27歳。本作は彼女の遺作として、1971年2月1日に発売された。
彼女の代表曲「Move Over」、アカペラ「Mercedes Benz」、
シングル・ヒットした「Me And Bobby McGee」など、
激する感情と慰撫するような優しさがこもる彼女の歌声を味わえる傑作となった。
「Cry Baby」は、名作曲家ジェリー・ラガヴォイとバート・バーンズによる共作。
R&Bシンガーのガーネット・ミムズがTHE ENCHANTERSとともに吹き込んだものがオリジナル。
しっとりしたオリジナルに比べると、ジャニスは超ド級のエモーションを爆発。
失恋した男に「泣きなさい私の胸で」と慰める歌で、
「たったひとつやるべきことは、一人の女性の頼れる男になることよ」
という心震わすメッセージが、肝っ玉母さんの口から歌われるようで胸に響く。
27歳とは思えない貫禄の歌声が男の弱さを優しく受け止め、そして厳しく諭してくれる。
「Get It While You Can」もジェリー・ラガヴォイ、モート・シューマンの作。
ソウル歌手のハワード・テイトのものがオリジナル。
「Cry Baby」のテーマを深めた内容で、
「明日にはこの世にいないかもしれないんだから、愛に背を向けず、愛する人を受け入れなさい、手の届くうちに」
という歌詞は、『PEARL』がジャニスの遺作だけに涙を禁じえない。
ピアノ主体の落ち着いた演奏をバックに、慈しむような出だしから徐々に熱さを増していくジャニスの歌が素晴らしい。
ラストへかけて、訴えかけるような「Get it, Want it, Hold it, Need it」のリフレインに涙…。
愛に臆病になっているあなた、「愛は生きているうちに」ですよ!
少し早いけど、メリークリスマス!
泣けるロック第4・5弾:Cyndi Lauper

ロックの魅力は、ガツンと来るハードさだけにあらず。
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第4・5弾はシンディ・ローパー『A NIGHT TO REMEMBER』収録の2曲です。
日本でも高い人気を誇るアメリカの女性シンガーによる3作目は、全曲ラヴソング。
ところが米37位に終わる。
確かに前2作のような弾けた印象こそないが、聴き込むほどに味わいが増す良作だと思うんだけど……。
そのなかでも泣ける2曲を紹介したい。
まずは「My First Night Without You」。
恋人と別れて初めて一人で過ごす夜を迎えた切なさ、愛する人のいない家へ帰る寂しさ、
過去と決別しなければと思いながら忘れることが出来ない思い出の数々に悩む苦しさを、
張り裂けんばかりの声でシンディが劇的に歌い上げている。
特にラストのリフレインは、寂しさに耐えかねて膝から崩れ落ちる姿を思い浮かばせるほど、
聴くものの胸に鋭く突き刺さる。
構成的にはシンプルで、約3分というコンパクトさながら、物語性は濃厚。
本作からの第2弾シングルだが米62位というのが不思議だ。
2曲目は「Heading West」。
「My First〜」の感傷的な内容とは異なり、こちらでは愛する人と決別し、
自由になって歩いていくという歌詞に。
だが、吹っ切れたようでいて「宛名のない手紙のような」という不安定さも見える。
自由になった開放感と将来への不安、その間で揺れる心情をシンディが巧みに表現。
絶品はラストで、まるで救いを求めるかのように悲壮な叫びとなるヴォーカルが泣かせる。
本作からの第3弾シングルだが、アメリカ本国では未発売というから信じられない。
ほかにも「I Drove All Night」「A Night To Remember」「Unconditional Love」など
愁いのある曲を多数収録した大人のアルバムです。
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泣けるロック第3弾:Bruce Springsteen「Thunder Road」
ロックの魅力は、ガツンと来るハードさだけにあらず。
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第3弾はBruce Springsteen「Thunder Road」です。

アメリカを代表するロック・スターが、75年に発表した3作目収録曲。
米3位を記録し、一躍スターダムにのし上がる。
そんな本作には彼の「やってやるぜ」という意気込みがみなぎっていて、その幕開けを飾るのがこのタイトル曲。
ギター1本で夢を叶えようとする男が恋人のメアリーに「俺についてきてくれ」と訴える内容で、「お前は美人でないけど俺には最高なんだ」「この道の先に天国が待っているよ」など、あの手この手で説得している。
裏を返せば、それほどまでに彼女が必要だということ。
恋人の名前が違うだけで、「Born To Run」とテーマ、曲調ともに似ているが、どこか決意に満ちた「Born〜」に比べて、コチラには男にも将来への不安があって、その葛藤を抱えながらも彼女についてきてくれと訴える切々とした想いがあるように感じる。
冒頭で流れるピアノとハープは、そんな男の心情を描きだすかのようにか細く、弱々しい。
やがて感情が高ぶると共にサウンドも厚みを増し、「勝利のためにここを出て行こう!」と叫ぶラスト、そして二人の旅路を祝福するエンディングのメロディと、まるで青春映画のような熱さが胸焦がす。
夢を追いかける者たちの永遠のアンセムとなった。
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ルイス・ウェイン研究のページ http://nekosyakusi.web.fc2.com/louis-wain-top.htm
胸にグッと来るロック・バラードも素敵じゃないですか。
ということで、こよなく叙情的なメロディを愛する叙情派音楽愛好家の私が、
様々なタイプの泣ける曲をセレクトしていこうと。
第3弾はBruce Springsteen「Thunder Road」です。

アメリカを代表するロック・スターが、75年に発表した3作目収録曲。
米3位を記録し、一躍スターダムにのし上がる。
そんな本作には彼の「やってやるぜ」という意気込みがみなぎっていて、その幕開けを飾るのがこのタイトル曲。
ギター1本で夢を叶えようとする男が恋人のメアリーに「俺についてきてくれ」と訴える内容で、「お前は美人でないけど俺には最高なんだ」「この道の先に天国が待っているよ」など、あの手この手で説得している。
裏を返せば、それほどまでに彼女が必要だということ。
恋人の名前が違うだけで、「Born To Run」とテーマ、曲調ともに似ているが、どこか決意に満ちた「Born〜」に比べて、コチラには男にも将来への不安があって、その葛藤を抱えながらも彼女についてきてくれと訴える切々とした想いがあるように感じる。
冒頭で流れるピアノとハープは、そんな男の心情を描きだすかのようにか細く、弱々しい。
やがて感情が高ぶると共にサウンドも厚みを増し、「勝利のためにここを出て行こう!」と叫ぶラスト、そして二人の旅路を祝福するエンディングのメロディと、まるで青春映画のような熱さが胸焦がす。
夢を追いかける者たちの永遠のアンセムとなった。
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